
ジャック・タチの写真もあるんだよ~ということで、
GW最終日、
東京都写真美術館で開催中の
「生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー」に行ってきました。
恥ずかしながら写真にはまったくウトイので
ロベール・ドアノーさんは存じあげなかったのですが、
いやあ~、作品全体がとてもタチっぽいのです!
レジスタンスの活動なのに自転車で自家発電中というなぜか笑える作品、
「休暇」に出てくるような古い街並み、
「伯父さん」が描き出すパリの下町とモダン建築の対比、
「プレイタイム」がとらえる無機質な高層ビルの世界etc.
タチ映画のスチールと見まごうような写真がたくさん並んでいました(^_^)
ドアノーさん自身、自動車メーカー・ルノーの産業カメラマンとして
入社していながら、遅刻欠勤が続くために退職(実際はクビ?)、
ファッション誌「ヴォーグ」と好条件で契約したのに
上流階級の人々やスタジオ撮影になじめず辞めてしまったり・・・
これまたタチっぽいキャラクターなのですよねえ(^_^;)
でも、作品はとても素晴らしい!!!

タチの写真は
ダンナの訳書に掲載されているものと
同時期に撮影されたと思われる1点のみですが、
代表作の「パリ市庁舎前のキス」をはじめとするキスシーンを撮った連作、
こどもたちを撮影したユーモラスなシリーズetc.
とても素敵な作品たちと出会えました。
しかも、ミュージアムショップには
ずっとタチミュージックが流れ続けてたんですよ♪
記念グッズも充実していましたが、
男性とワンコとか、矢印の作品とか、これまたタチっぽいでしょう!

開催はこんどの日曜日(13日)まで。
会期終了が迫っているのが非常に残念ですが、
タチファンにはゼヒゼヒおすすめしたい写真展です。
☆生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー 日時:開催中~5月13日(日)
10:00-18:00(木・金は20:00まで)
会場:東京都写真美術館 B1展示室
(JR恵比寿駅東口より徒歩約7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分)
料金:一般800円 学生700円 中高生・65歳以上600円
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